人気ブログランキング |

カテゴリ:本( 10 )

今年の夏季休暇3日は、分割して3連休を3回の予定
仕事の関係で、金・土・日限定ですが・・・
今週の1回目は残念ながら歯医者と皮膚科通い(皮膚科が半年かかると言われて心身ダウン007.gif

今日は一日読書(プチ断捨離は3回で、すでに飽きました021.gif
上橋 菜穂子さんの「鹿の王」、今年の本屋大賞受賞作
上巻は「生き残った者」、下巻は「還って行く者」とサブタイトル
1回読んだだけでは、理解不能な点が多く残っています。

舞台は、アジア系の架空の世界で、多数の民族が征服された国家
主人公は、二人
小さな民族出身で奴隷の身分におとされたヴァン
征服された側であるが、征服者側に重用されている若き医師のホッサル

今の世の中で騒がれている伝染病を連想させるような、病原菌が大きなテーマ
この医学的な描写が私の理解できない大きな点なのですが、この伝染病を武器にする恐ろしさは、切実に伝わってきます。

ファンタジー小説なので、想像上の生物がたくさん登場、特にヴァンが乗りこなす「飛鹿」は素敵003.gif
ヴァンは魅力的な男性像ですが、サエ、ミラル、イリアなど、たくましく優しい女性が登場
ヴァンが拾って育てるユナは可愛らしく、ついタンダとバルサを思い出します。
(ずっとほのぼのしていますけれども・・・)

この小説は、大人向に書かれたと思います。なかなか甥と姪から本が回ってこない事も納得

題名の「鹿の王」は、本来弱い仲間の鹿を救うためにわが身を差し出すやや老齢の鹿を指すと描写がありますが、最後にヴァンの父親の言葉では「己の命を大切にしろ」とあります。
この言葉と、ふんわりですが、ヴァンとサエとユナに希望がもてる描写にほっとしました053.gif

上橋さんの作品らしく、征服側、征服された側の政治的な駆け引きや弱小民族の描き方はスケールが大きく、面白かったです。
ただ、やはり「守り人」シリーズのファンとしては、あまりに専門的な話が多くて、のめりこむところまではいかなかったかな001.gif
一気に筋を追っただけですから、今度はゆっくり読み返そうと思っています。

この小説は、真剣に老眼鏡をかけて読んだ最初の一冊になりました012.gif
by greenkatastumuri | 2015-08-09 00:27 | | Trackback | Comments(2)
荻原規子さんの『あまねく神竜住まう国』を読みました。
「勾玉シリーズ」の続き、その番外編の『風神秘抄』の後日談の話

主人公は、平治の乱の後に伊豆の流人となったばかりの10代の若者の源頼朝
源氏の棟梁の後継者と定められたにも関わらず、平清盛の継母池禅尼により、殺されずに伊豆に流された、京育ちのひ弱な主人公
この頼朝に『風神秘抄』の主人公であった草十郎と糸世の二人が絡んで、土地の守り神の神竜と対峙していくファンタジー小説

歴史小説を読むのは、最近少々疲れるため、軽いお話で楽しく読めました003.gif
ただ、番外編『風神秘抄』の内容をあまり覚えていないため、途中?の場面もありましたけれども・・・
荻原さんの大好きな烏が登場する場面は、勾玉シリーズ全体を通じて印象的でしたから、クスリとしながら、読んでいました。

この小説の一番気に入ったところは、主人公が源頼朝であること

「判官贔屓」という言葉があり、歌舞伎の世界・小説でも源義経の人気は絶大
私はひねくれているのか、昔から義経はただの軍人であり、好きでありません。

頼朝は、性格的に魅力があったかは分かりませんが、日本の歴史上優れた政治家の一人だと思います。
それまでの朝廷とは別に、征夷大将軍という形はとったとしても、東国の武士の支持をとりつけ、鎌倉に武家による政治体制を打ち立て、守護地頭の設置により経済的にも貴族の優位にたった、政治的な力量は素晴らしい
今の政治家には、ないものですよね021.gif

彼のその出発点を、描いたこの小説は好きです053.gif

もっとも、この後「『風神秘抄』を読んでから、もう一度『あまねく神竜住まう国』を読もうと思いますが・・・006.gif

あと、伊豆の「湯桶権現」、今は伊豆山神社にも、行きたくなりました。
熱海にあるようですから、梅の季節に尾形光琳の「紅白梅図屏風」を観ながら、行きたいな!!

今年の本屋大賞、上野菜穂子さんの『鹿野王』も読みたいのですが、甥と姪が読んだら貸してくれると約束してくれたから、しばらくお預けです。
by greenkatastumuri | 2015-04-19 21:17 | | Trackback | Comments(0)
今日は、週半ばの祝日で、嬉しい003.gif
1月はたくさん遊んだし、先週は父の誕生日だったり、ずっと週末予定があったから、なんだか久しぶりののんびりした休日

中島京子さんの『かたづの!』を読みました。

年末にボーっと観ていたテレビの王様のブランチで「ブックアワード2014大賞作」として取り上げられていて、興味津々 
本当はお正月休みに読む予定でしたが、積読状態(ゲーム ツムツムの時間はあったのですがね012.gif
中島さんの『小さいおうち』が、同じタイトルの大好きな絵本とは違う展開で面白かったので、彼女の初歴史小説ということで、ワクワクしながら読みました。

実在した江戸の時代の東北の女大名、第二十一代八戸南部氏当主 祢々(ねね)が主人公。江戸時代と言っても、関ヶ原の戦い以前から物語が始まるので、極初期
関西・江戸といった歴史の中心地から離れた八戸が舞台なので、初めて知る事が多くて興味深くよみました。

弥々は望んで女大名になった訳ではなく、叔父に夫と長男を謀殺されて女大名の地位につき、その叔父と知力で駆け引きして家と家臣と領国を守っていく力強い女性
戦国時代の名残を感じる芯の通った武家の女性に描かれています。

語り手が、一本角の雄のかもしか
この点からファンタジー小説の範疇にはいるのかもしれません。
かもしかは、亡くなった後もその角が彼女の守り神的存在
遠野に国替えを強制された時には、道中『遠野物語』の河童たちや、平安時代に滅ぼされた蝦夷の族長までも登場005.gif

ちょっと、いろいろとあり過ぎの感じはありますが、弥々の「戦で大切なことは戦をやらないこと」を信念とした、大名としての生き方は素晴らしいと思います。
最後に孫娘に「あきらめずに、知恵をしぼって考えてください」と話す言葉は、説得力があります。
女大名、女性だからこそ、言える言葉なのかもしれません!!
現代にも、大切だと痛切に思います。

最初の3頁は、読後読み返すと、腑に落ちますが、ちょっと悲しい気持ちになります。

今度は、遠野に行ってみたくなりました006.gif
by greenkatastumuri | 2015-02-11 22:45 | | Trackback | Comments(0)
先日本屋さんで目にとまった本が『はじめよう!ひとりごはん生活』
著者は行正り香さん(私よりずっと若い世代の方)

読者の対象は、料理1年生の方みたい
でも、病気になって反省した事の一つが、一人暮らしになってからの私自分の食生活だから、そのままレジへ
本の副題が「かんたん優雅な、ひとりごはんレシピ75品」ですもの003.gif

中に散らばっているエッセイを読むと、なるほど!という内容
「ひとり暮らしこそ自分のために料理を」、まさに私にぴったりです。

30年ほど家族のために、食事を作ってきました。
それが、昨年一人になり浮かれた気分になって、手を抜く事が一番の目的の料理になりました。
早くて夜7時半頃に帰宅な為、作りおきのできる料理、カレー・シチュー・ポトフ・豚汁・おでんなどのローテンション多し。
夏場は、これに代わって枝豆や豆腐など大豆系が・・・
面倒になるとお惣菜を買って家で食べたり008.gif

この料理本、まず材料が一人分
最初に一品で大丈夫な丼ご飯系のメニューが並んでいて、今まで作った事がないメニューばかりです。
下ごしらえに電子レンジ、唐揚げ、ゆで豚や焼き鳥は市販品でOK006.gif

他のエッセイも「条件がそろうのを待つと、人生が終わってしまう」「ひとりを楽しむ先には豊かな生活がある」「ひとりで歩く方が発見があるものです」などなど、共感できます。

まだ、ページをめくって眺めている段階で、作ったのは「牛肉の大和煮風ごはん」だけ012.gif
今週は「ベーコンキャベツパスタ」に挑戦する予定です。
まだまだレシピの実践には程遠そうですが、まず食生活から生活を変える事が出来るといいなと思います。

追記a0275676_21474356.jpg
本日の夕食
「ベーコンキャベツパスタ」、ベーコンとオリーブ油をボールに入れて電子レンジで下ごしらえ
昔風の調理方法になじんだ私には、ビックリでしたが美味しくできました。
簡単でフライパンを洗う必要もなくて、おすすめです003.gif
スープは、娘の友人からのお見舞い、感謝!
by greenkatastumuri | 2013-12-01 20:46 | | Trackback | Comments(4)
万城目 学さんの『とっぴんぱらりの風太郎』、読み終わりました。

9/28の発売日を待ってました!
週刊誌に2年間連載だったそうですが、私は朝日新聞の紙面で万城目さんご自身の「忍者を主人公の時代小説」というコラムで知り、楽しみでした001.gif

今までの『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』『ブリンセス・トヨトミ』『偉大なる、しゅららぼん』と異なり、時代小説
ただ、そこは著者自ら「現代の個人に重なるニート忍者を主人公にした話」と紹介があるように、万城目ワールドで楽しく読めました。

時代は、大坂冬の陣・夏の陣に至る数年間、最後の舞台は大坂城
主人公は伊賀忍者から脱落した若者の風太郎
忍者仲間は、同世代の黒弓・蝉・常世・百
ここに、高台院(ねね)や光悦など、歴史上の人物が関わり、奇想天外な二つのひょうたんの話がからんで、風太郎が振り回されていく展開のお話
京都の高台寺は好きなお寺の一つなので、小説に登場して嬉しい!

最初、時代小説であることに戸惑いがありましたが、後半の重要人物「ひさご様」が登場してから、一気に読みました。
主人公の風太郎は最後のシーンまで気がつかない設定ですが、読者には「ひさご様」が誰だか直ぐに分かり、その風貌と行動、望みが可笑しく、いとおしい感じです。

忍者仲間の一人が、風太郎から見ると悪い運を持ってきた、天川(マカオ)育ちの南蛮帰りの忍者の黒弓
彼は、最初から忍者組織から外れていて、南蛮をたやすく往復し、いざという時に頼りになって魅力的
風太郎を翻弄するひょうたんの神様?!の因心居士は、ディズニーの魔法のランプのジニーみたい006.gif

戦場のむごい描写もたくさんあり、京の吉田のおばあさんの「昨日まで何事もなく平穏だったものが、突然崩れてやってくるのがいくさ」という言葉は重たい
最後の頁を読み終った時は、哀しいけれども救いがある終り方で良かったなと思いました。

しかし、とにかく746頁あって分厚い本、寝っ転がって読む事には不向き、上下2巻に分けても良かったとも思うのですが・・・

忍者を主人公にした小説というと、司馬遼太郎の『梟の城』が一番印象的
万城目さんが同じ忍者を題材にすると、同じ大坂城が舞台でも、極めて人間的で、ストイックさとは無縁でユーモラスな違う忍者群像で面白かったです003.gif

これから万城目さんには、やはり現代を舞台にして歴史とのからくりがある荒唐無稽なお話を期待してます!
by greenkatastumuri | 2013-09-29 22:56 | | Trackback | Comments(0)
今朝は、激しい雨音で目が覚めました。
明日、台風が東海・関東地方上陸との予報がですが、今日の東京は激しく降っては、薄日もさしての繰り返し
台風の本番でも、被害が少ないといいですね。

一昨日ぐらいから喉が痛くて風邪気味、昨日は土曜日当番で出社して通常の仕事とは勝手の違う電話当番、どうしても気が合わない上司と一日一緒で、正直疲労困憊007.gif

台風も来るし、2日間家にこもろうと、帰りにスーパーと本屋さんへ
新聞広告でみた上野千鶴子さんの最新文庫本の『ひとりの午後に』を購入
一人暮らしを始めた時に『おひとりさまの老後』を読んで、背中をおしてもらった感じがしたので、心身ともにちょっと疲れモードの時にピッタリかしらと・・006.gif

上野さんのイメージは、ご自分でも「向かい風の女」「怒れる社会学者」と書いているし、私も女性学・ジェンダーの論客と認識、朝日新聞の土曜日番「be」の人生相談コラムの回答ぶりが、内容も文章も爽快で闊達な感じで、二月一回ぐらいのペースなので楽しみな方です。

このエッセイは上野さんの可愛い一面も触れる事が出来て、一気に読みました001.gif

生い立ちから、ペットの文鳥の死に三日三晩3日間泣いた事、スピード狂、夕陽のストック、お気に入りの栗鹿の子、井上揚水、浅川マキなど意外なエピソードがたくさん

「老後は金持ちより人持ち」、「今が一番いいとは思わないけど、今の自分が昔の自分よりは少しはましになっていると思う」など、私もそうありたいなと、素直に思います。

この中で、私の好きな佐野洋子さんのエピソードが出てきます。
『役に立たない日々』で、余命2年と癌宣告をされて、その足でジャガーを買って乗りまわした話

彼女の『百万回も生きた猫』の絵本作家のイメージなんて、吹き飛んだ記憶が・・
読書家の友人に、読後の感想を電話で話したら、彼女が3冊送ってきてくれました。
『神も仏もありません』 『がんばりません』『覚えてない』
もう、題名だけで嬉しく、本音炸裂で痛快 003.gif

『ひとりの午後に』の後書きは、詩人の伊藤比呂美さん
やはり、友人から借りて『閉経記』を半年ばかり前に読んだばかりです。

三人とも、私の何千倍のバイタリティーで人生送っている方々ですが、勇気をもらえて、会社の嫌な事も今までの諸々にくらべたら問題なしと、思える気分になりました。

午後3時間も昼寝をしてしまったけれども、風邪気味の人は今日中に寝なくては!
今は雨も小降りですが、明日は台風の風の音で目覚めるのでしょうか?
by greenkatastumuri | 2013-09-15 23:18 | | Trackback | Comments(0)

『等伯』

今日は、雛祭り012.gif
a0275676_15241668.jpg
漆器のお雛様は紀州揃で母が旅先で求めたものです。
私の人生と行動をともにしている小さな木目込み人形のお雛様はここ10年天袋中・・・、来年こそは!
昨日は、娘と一日早くちらし寿司と桜餅でお雛様気分



直木賞受賞の安部龍太郎さんの『等伯』
珍しくハードカバーの本を買って、読みました。

友人に教えてもらうまで日本経済新聞の連載小説だった事は知りませんでしたが、サクサクと読む事が出来たのは、その為でしょうか?!
安土桃山時代の絵師、長谷川等伯の人生を綴った小説です。

名作「松林図屏風」を描いた等伯の心持を表現する為に、丹念に等伯の生涯をたどったように、読後思いました。
2010年に国立博物館で開催された「長谷川等伯没後400年展」の最後に、この屏風を目にした感動は、忘れられません。
a0275676_1526449.jpg

それまで展示されていた鮮やかな色彩の「涅槃図」や「屏風」「襖絵」とは違う、水墨画
専門家によると、完成作ではないとか、継ぎ目が不自然であるとか、謎の多い屏風であるようですが、厳かな静けさのようなものを感じる絵です。

この小説を読むと、諦念感をつきぬけた芸術家の生み出した絵画であるように伝わってきます。

2010年より前に京都の智積院で、等伯の「楓図」と「松に秋草図」、息子の九蔵の「桜図」を見てました。
初めて等伯に息子がいて、26歳で早世した事を知りました007.gif
この「桜図」は素晴らしく、お父さんの等伯の「楓図」より好きです。
a0275676_15265086.jpg

この才能あふれる息子に先立たれた等伯の悲しみはいかばかりかと、その時に思いました。

この小説では、故郷の七尾の桜、息子の九蔵のことがモチーフにしてあり、共感することが出来ました。

狩野派との争いは、小説でもとても大きく取り上げられていますが、九蔵の死の部分はちょっと違和感があります。
小説はフィクションなので当然ですが、ここまで歴史上の人物がオールキャストで大きく登場する事には、少し違和感を持ちました。(あと、「松林屏風図」を描く契機に秀吉がからむところも・・)

でも、当時の絵師には政治力が必要でしたでしょうし、色々な意味で「下剋上」の時代ですから、面白いなと、読んでいて思いました001.gif

阿部さんは、直木賞も当然な力量の作家さん
他の小説も読んでみたくなりました。

一緒に購入した高村薫さんの『冷血』、合田刑事の登場まで待たず現在挫折気味・・・008.gif
by greenkatastumuri | 2013-03-03 15:40 | | Trackback | Comments(0)

『県庁おもてなし課』

あっという間に、2月になりました。
1月は、土曜日出勤があったために、活動は平日のみで休日は基本家でのんびり・・019.gif
昨年予防接種をしていたのにインフルエンザになった人だから、自重?!

と言う事で、ストレス解消も兼ねて、久しぶりに本をいろいろと買って、読んでます。

雑誌は、相葉くんがドラマ主役中だから雑誌祭り、お財布が大変
「+act.mini」は、表紙から可愛いの一言です053.gif

小説は直木賞受賞の『等伯』と、久しぶりの合田刑事登場の高村薫さんの『冷血』を購入

その前に、まず娘から借りた有川 浩さんの『県庁おもてなし課』

高知県庁に実際にある「おもてなし課」のお話
民間のブレインの愛ある助言により、お役所意識の職員(掛水君)が観光立県への道を模索していく奮闘が、ユーモラスに描かれていて、楽しく読めました003.gif
二組のカップルの恋愛模様が微笑ましい・・・

この小説は、関ジャニ∞の錦戸君の主演で、すでに映画化されて、近日公開だとか
私は、作家の吉門さんのカップルがちょっとひねりもあり、好きです。

高知と言えば、私は土佐藩の坂本龍馬さん!!
学生時代に旅行して、この小説の中に日本三大がっかり観光地とあるはりまや橋にも行きました。
龍馬さんファンの友人と二人で行ったので、当時なんだか熱く桂浜で語って感動した記憶があり、懐かしい思い出が甦りました。

小説にも観光で成功した例として登場する馬路村、NHKの番組で嵐の櫻井君が林業で訪れて、四万十川とあわせていつか行ってみたいと思います。

この小説で観光の中心になるのが、高知県の豊かな自然
その中で、魅力的なのはパラグライダーの場面
鳥の目線になれるとは、経験できたら素敵でしょうね。
映画で、ぜひパラグライダーを経験した気分を味わいたいと思います061.gif

有川さんの小説は、今まで『フリーター家を買う』と『図書館戦争シリーズ』を読みました。
『フリーター』は、嵐の二宮君でドラマ化され、登場人物の優しさ・せつなさが好きです。

『図書館戦争シリーズ』は、友人がとても面白いからとシリーズすべて宅急便で送ってきてくれました。
表現の自由を根底に描いた作品です。
最初その武闘派ぶりに抵抗がありましたが、主人公二人の真面目故の面白さ可愛らしさにひきこまれました006.gif

なにより驚いたのが、図書館部隊の所在地設定場所が、私の住んでいる街005.gif
a0275676_23174966.jpg
作者が執筆当時はなかったですが、昨年から駅前に武蔵野市立の図書館が新設されオープン。
市の担当者は、小説を知っていて計画したのでしょうかね?!

あと2冊のうち、高村さんの『冷血』長いからいつまでかかるかしら・・
by greenkatastumuri | 2013-02-02 23:26 | | Trackback | Comments(0)

RDG 6巻

『RDG 6 星降る夜に願うこと』

発売日がなかなか分からずヤキモキしましたが、昨夜会社の帰りの本屋さんで発見003.gif
荻原規子さんのRDGシリーズの最終巻、発売が楽しみでした。

一人暮らしの特権、夕食を食べながらお行儀悪く読書に没頭できて、嬉しい006.gif

RDG、絶滅危惧種的な能力を持ち、山奥で守られて育った少女、鈴原泉水子が主人公
高校1年の彼女と、その仲間、相良深行、宗田妹弟たちの成長のお話です。

読後の感想は、さわやかで希望があるもので、よかったです053.gif

すべての伏線が完結してないような気もするので、外伝を期待していいのかなとも023.gif
読者に想像の楽しみを投げかけられているのかもしれませんが・・・

最近では、『ハリーポッター シリーズ』の最終巻を待っていた時以来のワクワク感です。
この年齢になると、ファンタジーの世界に逃避しているのかななんて、自己分析もあるのですけれども?!
荻原規子さんは、10年ほど前に『勾玉シリーズ』にはまりました。
娘には、「今頃読んでいるの」とその頃言われましたが。

日本史では避けて通っていた『古事記』『日本書紀』に題材をとった日本のファンタジー『空色勾玉』『白鳥異伝』、薬子の変を思い出す『薄紅天女』、平治の乱から始まる『風神秘抄』と、どっぷりと!!

ただ、他の彼女の小説は途中放棄だったのに、『RDG』だけは別でした。
信仰心のない私ですが、自然崇拝の気持ちはあるからかしら?

荻原さんのエッセイ―『ファンタジーのDNA』を読んで、共感できたからかもしれません。
小学生の頃から、私もたっぷり西洋のファンタジーを読んで育ちました。
『赤毛のアン』が入口で、『ナルニア物語』が愛読書、私も同じだって!
それと、我が家も漫画を買ってくれなかったので、速読が身についたところとか037.gif

そういえば、泉水子は『枕草子』が愛読書(『源氏物語』ではないところが好き)です。
確か、荻原さんもそうですね。

日本のファンタジー、上橋菜穂子さんの『守り人シリーズ』も大好きです003.gif
これは、架空の東アジアが舞台のような感じですが。

[追記]
12月28日のブログに簡単ですが、感想を書きました。
by greenkatastumuri | 2012-11-28 21:34 | | Trackback | Comments(0)
高さ10Cmの宝物です!
a0275676_23445764.jpg


今週一週間、夕方6時からBSNHKで「ピーターラビットからの贈り物」という30分番組を放映してました。

録画予約をして楽しみました。

「ピーターラビット」は、娘のお気に入り053.gifで昼寝のお伴でした。
彼女は、学生時代に湖水地方まで出かけてます。

私は、母親になってからちゃんと読んだ気がします。

ピーターの甥・姪たちが「レタスは眠くなる」という話を読むと、早く寝るならたべさせて見ようか、などと思って娘の隣に寝ながら小さな本を読んでました。
そのうち、絵の美しさと「お父さんはパイになってしまった」というようなシビアな言葉が面白い、となりました。

ジュディ・テイラー著の「ビアトリス・ポター」を読んで、ますます作者ビアトリスに興味を持ちました。

150年ほど前に生まれた女性で、最初は生物学者を目指していたようです。

ビックリしたのは、少女時代に飼っていた兎の死後「標本」を作製したことです。
学者を諦めて、友人の子ども宛に書いた手紙を素にして「ピーターラビット」の絵本が出来た事、晩年は農業家となり家畜のコンテストに情熱を燃やした事など、そのタフな生き方には驚きました。

莫大な「ピーターラビット」の印税が、ナショナルトラストの資金となっている事は有名ですが、ここまで徹底できる女性は、尊敬に値すると思います。

でも、そばに居たら「頑固なオバサマ」だった事は確かでしょうけれども006.gif

可愛いピーターの後ろには、強固な意志を持った作者がいますが、あわてんぼでいたずらっ子の彼が大好きです。003.gif


イギリスの湖水地方、行きたい場所の一つです。
by greenkatastumuri | 2012-06-01 23:54 | | Trackback | Comments(0)

初めての「おひとりさま」を楽しむ日々


by のんきなかたつむり