2016年 07月 18日
七月大歌舞伎「流星」
人気役者、市川海老蔵さんと市川猿之助さんの組み合わせ
私のお目当ては、猿之助さんの「流星」
「市川猿之助宙乗り相勤め申し候」とあり、派手な演出の好きな人としては、期待大!
七夕の季節に合わせた舞踊の演目です。
天上で1年に1度の逢瀬の牽牛と織姫の元に、猿之助さん演じる流星が雷夫婦の喧嘩をしていると、ご注進に来ます。
その夫婦喧嘩の様子を、踊りで報告
雷の夫、妻、姑、子どもの四人を、猿之助さんがお面を付け替えながら、演じ分けて、お見事
雷で落ちた所の端唄の師匠の家に落ちたばからに、その端唄に夢中な雷夫、焼きもちを焼く雷妻、間に入った子ども雷、そして最後に姑と、ユーモラスたっぷりに、踊り性別、年齢などを瞬時に踊り分けていきます。
最後は、流星らしく宙乗りで空のかなたに帰っていく楽しい演目
友人が手配してくれた3階席が、まさに花道の上にあたる席でしたから、私たちをめがけて猿之助さんが飛んでくるような感覚
手をのばした衣装に触れるような感じで、宙乗りの終点?からのドライアイスで首元がヒヤリしましたし・・
衣装が中国風なのにビックリ
七夕伝説は中国だからかしら・・
織姫の袖がフリルの衣装は???
よく考えたら、七夕の逢瀬に雷夫婦の喧嘩の話をする流星さんが無粋ですよね
そこからして、面白可笑しい舞踊劇
大満足でしたが、牽牛が坂東巳之助さんと織姫が尾上右近さんと素敵な配役だから、もう少し踊って欲しかったかな・・・
もっとも、冒頭は三階席からは足しか見えなかったからかもしれませんけれどもね。
もう一つの演目は、海老蔵さんが柳沢吉保を演じる新歌舞伎の「柳影澤蛍火(やなぎかげさわのほたるび)」
通し狂言、吉保が将軍の徳川綱吉と桂昌院に取り入って出世していくまでは、面白かったけれども、悪役に徹して欲しかったなと、思いました。
海老蔵さんの美貌あっての演目という感想です。
シネマ歌舞伎も楽しかったけれども、やはり本物の舞台は楽しい
Windows10にしたら、写真のサイズ変更が出来ない。
編集機能が違うなんて・・・
おはようございます!
いいな、いいなあ。
花道の上なんて、最高です。
たっぷり楽しめましたね。
私も来月あたり、行きたくなりました。
今晩は。
楽しい舞踊劇でした。
宙乗りはオマケの感じでしたけれども・・
8月は納涼歌舞伎、若手中心で華やかで楽しそう!
私は、別口の五人組が当選したので8月は歌舞伎はお休みです。