2014年 06月 15日
法隆寺展 奈良に行きたくなりました!
敗戦は残念ですが、次のギリシャ戦は、頑張って欲しいです!
日曜日のお楽しみ「相葉マナブ」も、「ブラジルを知ろう」
息子が、ワールドカップ後のブラジル旅行するそうですから、興味津津
相葉君たちは食べる事が出来なかったけれども、肉の串焼きとか好きそうです。
昨日は、急に思い立って一人で上野の芸大の「法隆寺展」へ
タイトルは「祈りとかたち 東日本大震災復興祈念・新潟中越地震復興10年」
芸大の美術館ですから、明治以降の法隆寺や聖徳太子を描いた作品や消失前の金堂の壁画の模写も展示されています。
私には、法隆寺の国宝、「吉祥天立像」・「毘沙門天立像」が印象に残りました。(この仏様は御夫婦だそうです)
この2体は、平安時代の作品
芸大の美術展の素晴らしいところは、像の後ろ側も見る事が出来ることです。
後ろ側は、特に鮮やかな色が残っています。
飛鳥時代の「菩薩立像」は、アルカイックスマイルをたたえているようです。
平安時代の仏像は、表情が柔らかなものが多いように思います。
同じ時代の広目天立像は、リアルな感じですが、踏みつけている餓鬼の彫り方が荒削りのままという点が、新しい発見
鎌倉時代の二歳の「聖徳太子像」は、体形は幼児なのですが、表情が幼児ではないところが、聖徳太子信仰の現れですね。
今でも、数人の人の話を一度に聞く事が出来る人のことを「聖徳太子のように・・」と言いますもの
最後に展示されていた平安から鎌倉時代の「舞楽面」、その造形と鮮やかさとに息をのみました。
飛鳥時代の絹の残片も展示されていて、これらが1300年にわたり保存されている事が、よく考えたら奇跡的な事であると、つくづく思います。
この展覧会に行ったら、大好きな法隆寺の「百済観音像」に会いたくなりました。
奈良へゆっくり行きたいな!!
上野公園のあちらこちらに紫陽花 綺麗