2013年 06月 05日
富士山と仏様と温泉 箱根旅
(最初五人で行く予定が、私たちの年代は家族事が多くて一人欠席で残念)
数えてみれば40年以上の付き合い、集まれば気分は20代・・・
箱根湯本に降りてから、まず友人の希望でお菓子屋さん「ちもと」へまっしぐら
ここの「湯もち」、友人が褒めちぎるだけあって、絶品です!
そして、ここからレンタカー(偶然にも「ちもと」の目の前で、ビックリ)
実は運転手二人が非御朱印組、乗ってるだけの二人が御朱印組という組み合わせですが、私たち御朱印組の強い希望で、まず芦ノ湖畔の箱根神社へ
神社の神域の森の中で、思いっきり森林浴、気持ちいい!
その後、ロープウェイで標高1327mの駒ケ岳へ
富士山の稜線がくっきりと、綺麗!!
この山の独特の美しさは本当に日本の宝だと思い、世界遺産認定バンザイ
「五百羅漢の寺」のお寺、仙石にある長安寺へ
ここは、非御朱印組の友人も前から行きたかったとのこと
期待を裏切らない、癒される、楽しいお寺でした
お寺の境内のあちらこちらに、ユーモラスな仏様たち
御住職さまにお話を伺ったところ、檀家さん、箱根の住民、観光客がお気に入りの仏様をおさめていて、「今まだ250体ほどですから、ぜひお金を貯めて仏様を納めてください」と言っていただきました。
確かにとても魅力的な申し出ですが、先立つものが・・・
直ぐそばの「箱根湿性花園」、この季節あやめが活き活きと咲いてます。
小鳥と河鹿の声が可愛いです。
友人の御主人様の御尽力で、お風呂から富士山が見える宿にお泊まり。
朝日をあびる富士山を見ながらの温泉の朝風呂、「日本人の醍醐味」
帰りは、畑宿の大黒天に寄り道
なんと、その横の東海道の旧街道、若い頃友人と一緒にハイキングしていた記憶がよみがえり、ビックリでした。
その先は、運転手お二人は先に帰り、私たちは塔の沢から阿弥陀寺まで山道を30分弱登山?!
(登る前に、塔の沢の駅にある「銭洗天神」にお参りも・・欲張りです)
途中には、仏様がたくさん、「宝永」や「寛永」の文字があり江戸時代からと分かります。
大好きな民話「笠地蔵」を思い出すこのお地蔵様がお気に入り
阿弥陀寺では、箱根で亡くなった和宮の持念仏の「黒本尊」を拝観させていただき、その優しいお顔が印象的でした。
「紫陽花寺」としても有名だそうですが、残念ながらまだちょっと早かったようです。
その後は、だらだらと湯本まで下り、今度は早川を渡ってこれまた山(私たち的には)を上って、早雲寺、正眼寺へ
早雲寺は、戦国時代の北条家5代のお墓もある格調高いお寺です。
生眼寺は、歌舞伎で有名な曽我兄弟のゆかりのお寺で、境内の曽我堂は松竹が大正時代の再建に力を貸しているとのこと、さすがです!
最後はちもとの喫茶室でお茶して、のんびりと休憩タイム
今回の箱根旅は、美術館はすべてパスしましたが、「温泉と富士山と仏様」
梅雨入りしたはずなのに、快晴にめぐまれ、親しい友人とリフレッシュできて大満足です
わがままな御朱印組に、つきあって運転してくれた二人に感謝です!